iPhoneやiPadなどの端末を持っている方にとって便利なサービスとしてicloudがあります。
icloudとは端末に保存されている設定や画像、アプリ、ミュージックなどをのデータを保存してくれるシステムのようなものであり、icloud上に保存されていれば端末を買い替えた際にもすぐにデータを引き継ぐことが出来ます。
ただし、icloudのIDとパスワードを覚えておかなければならないのでその点には注意が必要です。
◆i cloudとi cloud driveの違いは?
そのicloudと混同されやすいシステムとしてicloud driveがあります。
これはPCで作成したワードやエクセルのファイルをiPhoneやiPadで閲覧や編集が可能になるというものです。
つまり、icloud driveはicloudの中の1つの機能とも言えます。
ワードやエクセルはPCユーザーにとって非常に馴染みがあるソフトなので、その閲覧がiOS端末で行えるというのは非常に便利になります。
icloudに保存するのはバックアップということであり、icloud driveに保存するのは閲覧のためとなります。
それぞれ用途が異なっているのでこの2つの使い分けに注意しておく必要があります。
◆バックアップや復元など使い方!
通常iPhoneやiPadを使用している際にはicloudにサインインしています。
この状態で使用している限り、icloud上には写真やメールなどのデータが自動的に保存されていきます。
どの項目を保存したいかを決めるにはまず設定アプリを開き、一番上の名前が書いてあるところをタップします。
そして4段目くらいにあるicloudを選択するとicloudを使用しているアプリが表示されます。
この項目がオンになっているとicloudへの保存が行われるようになっています。
特別な理由がない限りは万が一のためにオンにしておくことをお勧めしますが、容量を節約したい場合に一部項目をオフにしておくということも考えられます。
手動でバックアップを取りたい場合はその項目の中から「icloudバックアップ」をタップします。
するとicloudバックアップがオンになっているかを確認でき、その下に「今すぐバックアップを作成」というところがあるので必要に応じてここを選択すればOKです。
復元したいときはソフトウェアアップデートを開き、画面上の指示に従ってダウンロードすればOKです。
新しい端末に変えたときはicloudにサインインすることで自動的に引き継がれます。
◆ストレージが足りない、、料金について!
icloudは非常に便利はシステムではあるものの、無限に保存されるわけではありません。
特に昨今では端末側の容量が128GB以上になることも珍しくなく、端末の容量が足りていてもicloudの容量が足りないというケースが起こるようになっています。
icloudでは5GBまでを無料で保存できる仕組みになっています。
しかし、動画などをicloud上に保存したい場合はこの容量では難しいかもしれません。
写真やメール、一部のアプリなどであれば5GBでも十分に足りる可能性があります。
毎月130円を支払うことによってicloudの保存容量を50GBに増やすことが出来ます。
これならば動画やミュージックなどもそれなりに多く保存できるようになります。
しかし、これでも128GBの端末よりは遥かに少なく、端末を容量ギリギリまで使用している方は全てをicloudに保存することが出来なくなってしまいます。
そこで毎月400円を支払うことで200GB、1,300円支払うことで2TBまで保存できる仕組みになっています。
ここまでくると端末をバックアップするには十分すぎる容量になります。必要に応じてプランを変えることをおすすめします!
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