1990年以降ブームとなったと言っても過言ではない「青春18きっぷ」
名前とは反して子供料金などもない一律料金でJR沿線ならどこへでも行けてしまう!
通勤や通学でJR線を利用したことがある人なら目にしたことがあるポスターも注目を集め、
思わず足を止めてしまう写真と抜群のキャッチコピーにはマニアも多数いるほど!
25年分74点を1冊にまとめたポスター紀行が発売されたり、2016年には展示会が行われるなど、その人気は衰えをしらないです!
値段や利用期間ってあるの?
発売期間・利用期間は毎年ほぼ同じで、春、夏、冬の年3回設定されています。
【発売期間・利用期間】
「春季」
発売期間:平成28年2月20日(土)~平成28年3月31日(木)
利用期間:平成28年3月1日(火)~平成28年4月10日(日)
「夏季」
発売期間:平成28年7月1日(金)~平成28年8月31日(水)
利用期間:平成28年7月20日(水)~平成28年9月10日(土)
「冬季」
発売期間:平成28年12月1日(木)~平成28年12月31日(土)
利用期間:平成28年12月10日(土)~平成29年1月10日(火)
【値段】
大人、子供も同額の 11850円
どこで購入するのがお得なのか!?
メインの発売箇所は、全国の「JRの主な駅(みどりの窓口や指定販売機)及び主な旅行会社の支店・営業所」となっていますが、
大黒屋などの金券ショップやオークションサイトなどでも販売されているのを見かけます。
お得に利用する為に、「青春18きっぷ」のルールをおさらいしましょう!
「青春18きっぷ」1枚のきっぷで1人5日間、もしくは5回までか、5人で1回の利用が可能。
1人1回あたりの有効期間は乗車日当日限りで、時間は0:00〜24:00までなので終電間際の乗車には注意をしないと追加料金なんてことも。
例えば、
・1人で4泊5日間の旅行→→→5回分使用
・5人グループで日帰り旅行→→→5回分使用
・2人で1泊2日の旅行→→→4回分使用
※グループ利用の場合は、切符は1枚ですので、改札を通るときは全員一緒が条件になります。
人数や宿泊や日帰りかで必要な回数が違ってきますよね?
ここがポイントで、正規で購入の場合は未使用品、つまり5回分を購入することになります。
「青春18きっぷに」には期間が決まっており、お得に旅行するはずだったのに使い切れずに終わってしまう、
もったいないから近郊に行くときに使用など、結果的に損をしたなんて人も多いはず。
まず1回(1日)あたりの料金は11850円÷5=2370円を知っておくとこ。
それを踏まえたうえでネットオークションや金券ショップで探すと、残り2回、4回など自分の用途に合わせた回数のチケットを購入できます。
値段はショップによって様々ですが、上記の値段を基準に考えれば失敗はしないかと思います。
また、期間限定商品なので利用期間ぎりぎりに行けば、より安く手に入れれるなんてこともあるかもしれません!
特急や新幹線にも乗れるのか
原則として新幹線や特急券が必要になる列車に乗れません。
利用の際は特急券の他にも普通乗車券も購入しなくてはいけなくなり、割高に感じてしまいますが、上手く組み合わせることでより旅を楽しむことができます。
・「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」というものがあり値段は2300円で北海道新幹線奥津軽いまべつ(在来線との接続駅は津軽線津軽二股)~木古内間、および道南いさりび鉄道線木古内~五稜郭間を、1枚につき片道1回のみ乗車可能になります。
・大阪までを新幹線で行き、大阪発〜広島へJR線を乗り継ぎ、世界遺産に登録された厳島神社のある宮島へなんてルートも!
実は宮島航路という「青春18きっぷ」で船に乗れるのは全国でもこの区間だけのJR西日本が宮島口~宮島間で運行している定期船で片道約10分の船旅を楽しむことができます。
目的地を決めると利用方法が無限に広がるのも青春18きっぷのいいところですね!